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協力して成功する事の素晴らしさについて

Kitaro_boroi03 あれはまだ世を忍ぶ中学生時代。

当時近所のエロ大将として君臨していたわたしは、森の中でシナシナに萎れたエロ本を見つけてきてはそれをドライヤーで丁寧に乾かし、純朴な小学生に一冊200円で無理矢理売りつけるという、

【悪徳エロ本ブローカー】でちんまりと小遣い稼ぎをしていた。当時エロボーイの間で流行っていた『南国アイスホッケー部』というマンガを全巻揃えたかったからである。
しかしその画期的な商売も長続きはしなかった。

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わたしの成功の噂は瞬く間に校舎を駆け巡り、すぐにわたしのビジネスモデルを模造した【悪徳エロ本ブローカー集団】が登場したのだ。わたしは仕入れ⇒製造⇒流通⇒販売まで全部一人でやっていたのだが、彼らはその工程を組織で行うことによって作業の効率化を図ったり、「アップル通信5冊セット500円」などセット販売等の手法も功を奏し、あっという間にかなりの収入を得たのである。しかも彼らの顧客は小学生のみではなく同年代や年上の高校生と幅を利かせていた。

もはやこの商売、わたしの完敗であった。うなだれるわたしにむかってその【悪徳エロ本ブローカー集団】のリーダーのカズは

うぬぼれは大きく膨らんだふうせん。針でさせば一瞬で消えてなくなる

と謎の一言を吐き捨て去っていった。なんだか胸が苦しさ・悔しさでいっぱいになったわたしだったが、数年後にその謎の一言が漫画キン肉マンの劇中に登場するラーメンマンのキメセリフだと知って少々残念な気持ちになった。
この経験でわたしは集団行動の強さを知った。毛利元就の『三本の矢の訓え※注1』の意味がよくわかった。ビバ!エロ本。 

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※注1 『三本の矢の訓え』
⇒ある日、元就は三人の息子(隆元・元春・隆景)を枕元に呼び寄せ、1本の矢を折るよう命じた。息子たちが難なくこれを折ると、次は3本の矢束を折るよう命じたが、息子たちは誰も折ることができなかった。元就は一本では脆い矢も束になれば頑丈になるということを示し、三兄弟の結束を強く訴えかけた…というもの。これが有名な「三本の矢」のエピソードである。また、三子教訓状などを通じ、元就が生前から一族の結束を繰り返し息子たちに説いていたことは事実である。この故事はJリーグ・サンフレッチェ広島のチーム名(サン=日本語の「三」、フレッチェ=イタリア語の「矢」の複数形・frecce)の由来でもある。
「協力すれば一人の時より大丈夫さ!」という意味合いで古い人がよく使う。

Rasyoku

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